我流:継続して努力を続ける方法 ーダイエットを事例にー

今回はやや自己暗示的な内容を含むかもしれないので、興味のない方は読むのを避けたほうがいいかもしれません。
感覚的な話だし、説教くさくなるところもあるかもしれないので、読んで不快になる方がいるかもしれない。

以下本編。

心のスイッチ

心の調子がいい時、スイッチを入れることができる。
僕の場合のスイッチは「継続して努力をしたり、継続して何かを制限したりする」スイッチである。
今回は「毎日走り、健康的と思われる物しか食べない」というスイッチを入れることができた。

体重は減らないが、目に見える皮下脂肪

心の調子が悪い時、体に悪そうな物が欲しくなる。そういう時は当然運動はめんどくさい。
ジャンクフード、甘いチョコレート、過剰な酒。こいつはいけないサインである。
運動はしないで体重をキープしようとか考えると、朝昼食べないで夜だけ上記のものを食べる、とか変なところでバランスを取ろうとする。
結果何が起こるかと言うと、体重はさほど増えないが、体が丸みを帯びてくる。筋肉は脂肪より重いらしいので、筋肉が落ちて、脂肪がついていると考えることができる。
そうなるとどうなるか。鏡をみてなんか太ったと思うが、体重は減ってないので大丈夫と思ってしまう。これが始まり。
BMI値で健康状態を図るのは本当に良くない。BMI値はあてにならない。180㎝、90㎏でも体脂肪率がすごく高い人もいれば、すごく低い人もいるのである。要するに太ってないように見えても、血液はドロドロ、血圧高いみたいなパターンもありうる(僕がそうだった)。
だから体重は維持できているから大丈夫というのはちょっと危ない。

環境を変える

そんな風に「お腹はぷよぷよしてきたが、体重は増えてないから大丈夫…」というような感じで、自分の変化に気づかないふりをしてごまかしていると、気持ちが沈んでくる。自分の人生はごまかし続けることでしか成り立たない、何も努力のできない馬鹿ものなのだ、などと思う時も出てくる。なので何かしらの方法で思い切って環境を変える必要がある。
それは断食であってもいいかもしれない。思い切って長期休暇を取ってもいいかもしれない。中途半端な我慢はやめて思い切ってフードファイトをしてもいいかもしれない。方法はいくつあると思うので、自分が最大限リラックスしたな、と「心から」思える状態を1日だけ作れるといいと思う。あースッキリした、と言うあの感じである。
そうやってリラックスすると「さあ、明日も頑張ろう」的な気持ちになる。ここがチャンスである。「さあ、明日も頑張ろう」と言う気持ちを、仕事などの「きついなりに毎日継続できるもの」に向けてはいけない。日常を楽にしようとすることに使ってはもったいない。この時に継続した運動などの「きつくていつものできないこと」、新たなチャレンジに意識を向けてみるのが重要だと思う。

三日坊主になりそうなのは当たり前

だいたい、そう言う気持ちになると3日ぐらいは「決めたのだから頑張ろう」と思うことができる。
3日というのは短いようでなかなかきつい。慣れないことを始める場合、1日目はすごく順調に進む場合が多いが、2日目には本来の自分がむっくりと顔を出し、継続するはちょっと面倒だなと思ってしまう。3日目になると、完全にきついので投げ出したい気持ちになってしまうこともある。
でもそんなこと気にしない。3日間時間を決めて集中して物事の取り組むと、何かしらの変化は感じることができる。ダイエットだったら「ちょっと顔がスッキリしたかも」とか実感ができる。小さな変化からモチベーションは得ることができる。
4日目はちょっとペースを落としていいと思う。例えば目標は10㎞のランだとしても、4日目は3㎞のランとかにしてしまうのである。休憩。
でも毎日継続したという事実は残る。
4日目に少ない時間取り組むというのは結構大事である。三日坊主は、継続がきついなと思った時点でやめてしまうことだから、4日目に突入するというのはとても大きい。
きつくても取り組むことができるんだという実感と、スローペースであれば継続できそうだという調整ができれば、継続することはどんどんたやすくなってくる。
この先は基本的に毎日継続はするが、10㎞ランは長すぎたから最初は5㎞からにしてみようとか、今週はペースを極端に遅くして、来週はもうちょっとペースをあげようとか、そうやって自分が継続できるペースを探せばいいと思う。

 継続は力なり

継続は力なり。これは的を得ていると思う。
継続していれば、それなりに発見があり、それなりに工夫する。経験上これは発見と工夫は100%見いだせる。
それを見出せば、自分が努力している領域において実体験をもとに語れるようになる。
そして、体からは無駄な贅肉が落ち、体の線がシャープになり、背筋が伸び、動きが軽やかになり、そして自分に活力が生まれてくる。そして実体験を体と言葉で表現できるからあなたの言葉に説得力が生まれる。
活力が生まれると、不思議とその状態を維持しようとする。以前欲しくてたまらなかったジャンクフードも「これを食べると追加で5キロ走らなければいけないのか。今日はそんな時間はないしやめよう」とか考えるようになる。なんとも不思議である。

自分なりのスイッチの入れ方を見つける

私は今、そんな感じになりかけている。現在は劇的に調子がよろしい。今までで一番長い継続は数年前に1年かけて体重を10㎏落とし、フルマラソンを走れる体にした時だが、今回はそれほどではないかもしれない。
上記で書いたことは、ダイエットだけではなく、いろんなことに応用可能だと思っている。僕は他に継続した勉強でも使ったことあるけれど、目標があればしっかり継続できた。

スイッチを入れるまでが大変である。入りそうで入らない時もあるし、入ったと思ったら勘違いだったなんてこともある。
そんな時は焦らず、自分の尊敬する人や、気のおけない仲間にその想いや目標を語ってみるといいと思う。いってしまったからには頑張ろうと僕は思える場合が多かったから。そして、率直な意見をもらうことで自分を奮起させることができたから。

夜な夜なカップラーメンに欲望するのもわかる。でもそれを刺身こんにゃくで満足できれば、次の日の罪悪感も体調も大きく変わってくる。
さあ、あなたもレッツトライ。