板張りの冷感が霊感を寄せる

夢を見た。ずっと何かをしなければならないような脅迫観念、何かを牽引しつつ、持ち上げて、並べなければならないのに、その形がいつも変わってしまってどうもきれいに並べることができない。おく場所も同時にきれいに整えなければならないのに、整ってなくって、それが気になってさらに何もおけない。2,3時間ごとに目が覚める。

鎮痛剤を服用する。

今度は自分に、ここは整える必要はないから何も考えずに置いてしまえばいいのだと言い聞かせて作業を進める、少し作業は進むが、やはり並べられない、目が覚める。

汗ぐっしょり。妻が様子を見に来てくれる、鎮痛剤とフルーツの入ったヨーグルトを食べる。今度は早朝まで寝られた。

体が痛くて1日ほとんど立つことができない。この状態が一生続くのではないかと大袈裟なことを考える。病院に行き、薬を処方してもらう。

体が痛くて、暑い。ペットボトルを足や股に挟んだり、熱さまシートを貼ると楽になる気がする。気のせいかもしれない。だが最後の望みをかけて、床で寝る。板間の冷感が気持ち良い。どれぐらい寝ていたのだろう、体が痛くて目覚める。もう一度鎮痛剤を服用する。

朝目覚めると体はかなり楽になっていた。頭痛は残るが、目を瞑っていなくても良いぐらいになったいた。気を遣ってくれた家族に感謝できるぐらいの余裕を取り戻す。こういう時結婚していてよかったと思う。一人だったらあと二日は苦しんでいたかもしれない。

熱が出ると色々な夢を見る、何かがどうしてもできないとか、何かに追われるとかそんな夢だ。高校時代にインフルエンザになった時は、パイプを這ってくる蜘蛛のようなものに追われ続けられる夢をみた。あれ以来高熱の時は決まって夢を見る。

悪いことばかりじゃない。体の機能を維持し病原と戦うためにとった栄養は本当に最低限だったから、2キロぐらい体重が減りました。発熱ダイエット。でもこんなことを続けていたら心も体も死んでしまうかもしれない。一人暮らしだったらあと2キロぐらいは体重が減っていたかもしれない。