訪問看護を利用する

息子は早産児で、帝王切開で生まれ、しばらくNICU(緊急性の高い赤ちゃんを重点的に観る病棟)におりました。

早産児というのは何かと未熟なもので、呼吸器だったり、心臓だったり、成長だったり色々な部分に影響が出やすいらしい。生まれたばかりの頃は、保育器に入り無数の管やコードを繋がれた我が子、今まで見たこともないような器具、NICUの病棟ないに響くアラーム音…全てが心配のタネだったのを覚えています。

退院が決まり、今後も早産児として「フォローアップ外来」と呼ばれる、発育などをチェックする通院が必要だったり、1ヶ月ほど入院していたため、そもそも家に子をつれて帰ること自体だったり、「本当に親としてうまくやっていけるのだろうか…」と果てしなく不安でした。

私たちが通っていた病院では、NICUに入院していた子供がいる家庭を対象に、訪問介護を市の負担で行ってくれるサービスがあります。病院で紹介してもらいました。
これが大助かりのサービスでした。

我が家は週に1回、看護師さんか助産師さんが来てくれるのですが、授乳指導をしてくれたり、子供の健康状態・発育状態を見てくれたり、遊び方や触れ合い方を教えてくれたり、親素人の私たちには目から鱗のサービスです。元病院勤務の方々なので、気軽に気になることも聞けるので、有料であっても利用してもいいサービスだなと思います。

昨今、核家族で周りに頼る人がいないという人は結構いるのではないでしょうか。
我が家もそうです。

こういう選択肢を知っているのと知らないのでは、私たち親としての余裕も、日々の活動も全然違ってくるよねといつも妻と話しています。

子育てって自分が想像していた以上に、誰かのサポートがあると本当に助かるなと思うことの連続です。
そんなサービス知らなかったぜ、と思う人があれば利用を検討されると少し気が楽になるかもしれません。