俺的YUKIのベストソングス

結構YUKIが好きなのです。

中学時代に親にせがんでジュディマリのベストアルバムを買ってもらった記憶がある、ジュディとマリーがジャケットのやつ。

それとは別に、当時るろうに剣心の主題歌になっていたそばかすが入っていてかつ、クラシックとかクジラ12号とかが入ったアルバムを聴いて興味を持った。そのアルバムで好きだった曲はラブリーベイベーとKISSの温度いう曲。やたら覚えている。しかしながらアルバムのタイトルを覚えていないのはなんとも不思議だ。

そんな感じで自動的にYUKIが独立してからも聞くことになった。当時買ったアルバムはこれもベスト盤だけどもFive Star。大学受験の時にとにかく聴きまくったので、アルバムを聞くと色々思い出してしまう1枚です。

そんな感じで15年以上も割としっかり目にYUKIやそれにまつわる楽曲を聴いてきたわけだが、YUKIのアルバムにはシングルカットの曲もさることながら、それ以外にアルバムに収録されている楽曲(シングルのB面なのかも?)もとても良いものが多い。この前車で聴いていてぼんやりそんなことを思ったので、ここで俺的ベストソングスをピックアップしようと思います。シングルももちろんいいのだけれども、今回はあえてシングル曲以外で。誰得かというと俺得です。

 

PRISMICより「ふるえて眠れ」

なんていうかタイトル通り、眠れないんだろうなこの人という感じの曲。特に思い出はないですが、なんだかんだよく口ずさんでいたので、好きなんだと思います。

 

commune より「泣きそうだ」

初めて聴いた時に衝撃だった。何が衝撃だったかというと、初めの荒っぽいギターソロやメロディからは想像できないほどのサビ。美しく、まさにいつも泣きそうになってしまいます。そして、楽曲の終盤のコーラスはYUKI史上、それは至上のコーラスワークなのではないかと思います。泣きそう

 

joy より「WAGON」

夏のロックチューン。海沿いをのんびり走りながら、後部座席で飲みたくなる。そしてタイトル通りWAGONに乗って、さあ旅に出よう、という気持ちになる。ここでいうWAGONは決してワゴンRではない。燃費の悪いワーゲンバスで決まりだ。そしてこの曲は運転しながら聞くのではなく、運転の得意な(不得意でもいいかもしれない)悪友に運転してもらって聞くのがいいと思います。

 

Wave より「ユメミテイタイ」

なんかよくわからないけどもだらけた感じがなんとも印象的な曲。もう僕もとにかく飲もうと言ってしまいたくなる、気持ちのよい曲です。現実逃避をしたいのかもしれない、俺もしたいぜ…と大学時代に愛聴していました。

 

うれしくって抱きあうよ より「チャイニーズガール」

友人の女性が立ち話をしながらとても奇妙な揺れ方をしながら紹介してくれたのを今だに忘れません。哀愁漂う船とか海とか夜とか海に映る都会の光とかを連想してしまいます。当時、相対性理論というバンドの「チャイナアドバイス」という曲も愛聴していたので「チャイナ2強」として僕の心の中に君臨し続けます。

 

FLY より「眼鏡を外して」

なんだか不思議なメロディで印象に残ります。どこか中島みゆきを思い出すそんなメロディー。ブルージー。昼ドラで主題歌に使われそうなちょっとアダルトな曲調が好きです。このFLYというアルバムのライブツアーに宮崎で参戦したことを僕は忘れません。変なことをたくさんいうのを期待していたのですが、すごく真っ当なMCでした。

 

まばたき より「こんにちはニューワールド」

最初に聴いた時に衝撃を受けた。函館出身のYUKIの抒情詩なのか、北海道の浜辺の言葉を使いつつ、上京した時の心模様を気持ちの良いラップに乗せて歌ってくれて、何度も泣かされました。YUKIがいまDJを勤めているラジオ番組も「ハロー!ニューワールド」なのでやはり愛着があるのかもしれません。まあとにかくすごいから機会があったらじっくり聴いてみてください。

 

あと、YUKI松田聖子トリビュートアルバムで歌っている秘密の花園などは松田聖子のそれよりすごいと個人的には思うので機会があれば聴いてみると楽しいのかもしれません。
私はYUKIの回し者でも熱烈なファンでもありませんが、それでも愛着のある歌手がいるというのはなんとなく嬉しい気持ちになります。ちなみにYUKIとはきってもきれない羽海野チカ3月のライオンも14巻発売になりましたね。今回も面白かったですよ