TVを見ないことに慣れてしまった男の話

僕は基本的にテレビを見ません。
大学生から社会人3年間ぐらいはテレビは全くみませんでした。そもそも持ってなかった。

結婚してから、TVはいらない論争で敗北、結局TVのある生活をもう3年ほど続けている。とはいっても、TVは基本的に見てません。サブスクリプション契約をしているビデオオンデマンドを見ることに使っている。なのでTVはいらない。モニタで十分なのです。

TVを持つと、NHKという放送局から料金を徴収されることになります。テレビ線なんて抜いてしまえばいいと思うが、TVを持つことに決めた以上家庭としてそうは行かず、NHKに料金を払うことになります。これがストレス。本当になんでああいう形でしか運営できないのだろう?

TVの持ち腐れというのもなんとなく悔しいので、高校生の時みていた番組は録画して、たまに録画を見ています。

ダーウィンが来た!とか。

www.nhk.or.jp

金曜ロードショウとか。

kinro.jointv.jp

ダーウィンが来た!はなかなかいい。独自で取材しているものも多く、動物好きな僕にとってはなかなか美味しい番組です。ひげじいのダジャレもよく毎回出るなと感心してしまう。
ダーウィンが来た!はともかく、ビデオオンデマンドを契約しているのに、なぜ今更金曜ロードショウ?と思われるかもしれませんが、ジブリとかディズニーとかはなかなかオンデマンド配信されないので地味に便利なのです。あと、笑えるぐらい金を使って作ったが、笑えるぐらい面白くない面白くない映画も放映している時があるので、これもまたいい。面白くない映画って普段はなかなか選択できないですもの。

面白い番組があるからといってTVを持つ必要があるかと言われたら、個人的にはNo。代替手段はいくらでもある時代です。
でもTVが絶対的にいらないものだ、なぜなら面白くないからだ、という偏見はTVを持って見て少し緩和されました。もちろん面白くないバラエティ、見ていて気分が悪くなるワイドショーなど見たくないものをあげればきりがありませんが、少なくとも番組の内容は面白いものもあると思う。たまにみるNHKのドキュメンタリーなどはグイグイ引き込まれるものもある。

そう行った意味でもうTVで垂れ流すのではなくって、誰でも選択的にコンテンツを視聴することのできる仕組みの方が圧倒的に便利がいい気がする。「技術上は」そんなに難しくない(はず)。画質を良くする努力よりも、選択肢を増やす努力をして欲しかった。

そういう日常の感覚と、誰かが頑なに残そうとしている昔ながらのシステムが著しくずれていることにものすごい違和感を感じます。そういうことをやる以上は需要がどこかにあるということなんだろうけど、素晴らしい映像体験ができるTV放送の未来って何があるんだろう?

お肌を細かく見られることは誰にとっても嬉しくないのではないかと個人的には予想しています。