北海道と鹿児島の冬は両方寒い

しつこいようですが、私は北海道出身です。しかも北海道でも屈指の寒い土地十勝地方出身である。
十勝はブルブルっていう寒さっていうか、盆地特有のカチンコチンといった趣の寒さ。これは寒いところならどこでもそうなのかもしれませんが、鼻の中ひっつくし、乾いた氷は滑らない。

ところで鹿児島の寒さは、ゾゾゾとする寒さである。温度でいうと北海道には遠く及ばないほど暖かいが、部屋の外も部屋の中もなんだか寒い。底冷えする。こちらに来て末端冷え性になってしまう始末です。

北海道に住んでいるときは、室内では本当に半袖でアイスクリームを食べていましたが、九州では部屋でも厚着をして、湯豆腐に焼酎のお湯割をキメたくなる。多分断熱材とか家の作りとかが全然違うんだと思われます。暖房で温まりきらない感じなのです。
逆に夏は北海道ではエアコンなしでもいいが、まあそれなりに暑い。鹿児島の夏はもうとんでもなく暑いのでバンバンつける。結果寒い。これまた末端冷え性です。エアコン嫌いです。

それぞれの突出した季節を快適に過ごそうとした、夏と冬とでそれぞれ行き過ぎなところがある気がします。「なんとか我慢できる!」と考える季節にはそれなりの対応をしてしまうから物足りないところがある、そういった感じなのかもしれません。

全然関係ないのですが、鹿児島では湯豆腐を頼むと野菜が入って肉が入って豆腐がメインと行ったような鍋物的なものが出て来ます。鹿児島で暖かい豆腐のみを食べたいときは「温豆腐」を注文する必要がある場合があるので注意が必要です。僕は間違って注文した結果、とても幸せな気持ちになれたので不注意でよかった次第です。