いつか「ヤックルッ!」と叫びたい

突然ですが、僕はジブリといえばもののけ姫です。

アシタカが祟り神に呪われた後に、弓矢で山賊の手を吹っ飛ばすをシーンが壮絶すぎて、何がなんだかよくわからなかったけどもとにかく衝撃だった。シシガミ様の顔も超自然すぎて何が何だかわからなかったけど最初は悪魔の化身とかなんかと思ってしまった。

そしておっことぬしである。もう12年前になるだろうか、亥年のときにおっことぬしをモチーフとした年賀状を出したことを覚えている。尊敬されているけれども抗えない毒に侵されてしまったおっことぬし。あんなに理知的な獣が祟られることは恐ろしいと少年ながら思ったことを覚えている。

もののけ姫の話は細かな暗喩が面白い。タタラ場は鉄文化の流入グローバル化を象徴を表しているように思われるし、またアシタカは日本が単一民族であるという言説に対しての批判であるようにみえる等々。この所感は、色々理解できる年齢にになってきてからみた所感なので悪しからず。参考文献があるわけではありません。

作品に何かを託すということにとてつもなく憧れる。僕は音楽も演奏できなければ、クリティカルな文章書くことも難しい。
何かをまっすぐ批判することはとても勇気がいるし技術がいるように思われる。まっすぐ批判するには地道で実直な努力が必要である。僕にはそれが全然足りていないように思われる。
昨日と今日おっさんずラブいうドラマを見て表現について考えたのでこの文章を書きました。なんでジブリネタをタイトルにしたんだって感じですが思いついたからしょうがない。どんまい。

ちなみに魔女の宅急便のニシンのパイのシーンとかも大好きです。僕はばあちゃんの作ったおはぎが大好きで、ああゆうシーンは本当にぐさりときます。泣きます。

アディオス

もののけ姫 - Wikipedia

土曜ナイトドラマ『おっさんずラブ』|テレビ朝日