keburouはいかにして育休に入ったか。

私は今育休期間中です。

想像していた通り、子どもとじっくり向き合えて、子育ての楽しさや大変さを夫婦で分かち合えています。私個人としては育休を取れて本当に良かったと思っています。

ではどうやって私たちの家庭は、夫婦二人とも長期の同時育休取得に踏み切ったについて少し書いてみたいと思います。

 

一つ目は家庭環境について。

子供ができる前から育休には入りたいと思っていました。私も妻も里帰りして育児サポートを受けるというのはほぼ不可能な状況であるのは妊娠前から想像していたので二人とも育休に入らないときついのではないかなあというのが最初の理由です。

実際に子供が生まれたらとても夫婦のどちらか一人っきりでは育児と家事を両立はかなり難しいのではないかと思っています。

 

二つ目は会社について。

比較的育休が取りやすい会社です。これはすごく恵まれていました。前職も似たような会社で、自分のスキルであれば入社できる可能性が高いだろうということと、育休を含めたワークライフバランスの考え方がしっかりしているだろうというのは想像していたので、今の会社を選択したというのはあります。福利厚生がよくても育休に入りにくいという場合もあると思います。本来は権利なのだけれど…。結局上司に対して「育休を取る意志がある」ことを伝えていくのが大事かなと思います。

 

三つ目に収入について。

現在、私も妻もフルタイムの会社員です。単純に考えて一人だけ働く2倍の収入があります。二人で育休に入っても十分に生活できる収入が確保できるという判断があったからでした。

夫婦二人とも育休に入っても両方に育児休業給付金(Q&A~育児休業給付~)が入ります。会社も許してくれる、お金もなんとかなるというならば育休に入らない手はないだろう!という判断でした。

 

これだけではないですが、ざっくりこんな感じです。

残念ながら、男性が育休に入るのはこの日本ではなかなか難しいのが現実のようです。インターネットで検索しても簡単に情報が見つかります。私自身「育児休暇中です!仕事は半年以上休みです!」とお隣さんに堂々と言えてません。社会の目を気にしてしまっている自分が恥ずかしい。

日本の社会の「男性は仕事」の価値観が邪魔をして育休を取りたい、配偶者に負担をかけてしまっている、けれど取れない…という方々も多いのではないでしょうか。昔の複数世帯が住む家や近くに親族がいる世帯ならまだしも、なんのサポートもなくたった一人で育児をし家事も行うというのは相当しんどいと思います。

 

私は社会的にはちいさな一個人ですが、男で育休を取得することによって男は仕事女は家庭的な価値観を少しでも揺らがせいることになっていればいいなと願ってやみません。