寝かしつけって自分も寝てしまいませんか

大人は身勝手だ。勝手に決めつけて心配して意思を無視する。そんな大人にはなりたくないと思っていたが、私自身もなり変えているのかもしれない。

息子が保育園に行きたがらない。引っ越しを控えている今、長男が保育園に行きたがらないことは結構困る。準備が何もできない。もうヘトヘトで、家事育児で精一杯だ。
そして保育園に行かないとなると、「教育上行かせたほうがいいんじゃないか」とか「この逃げる経験がどういう影響をあたえるのだろう」とか不確かで未来にしかわからないことがぐるぐる巡る。そうなるとそういう言葉尻とか空気を子供が感じてしまう。悪循環だ。

まず、自分だってそうだっただということを大人はすぐに忘れてしまう。なんなら聞かん坊だった友人も今では小学校の先生をしていたりする。全然予想できない未来を憂うことは必要なのかもしれないが、それを他人の能力を無視して期待することは違う。
そして、引っ越しという文化圏を大きくジャンプする引っ越しなんぞ経験したこともない。そういうことを私は子供にさせようとしていることを忘れている。そりゃあ不安定にもなるよ。大人だって不安だもの。

できる限り変わらないようにを意識するあまり、どうも押し付けがましいことが多くなってしまう。
「ドンマイ、次頑張ろう」そういってもらえたら僕だって楽だから、今はそう心から伝えられるように。